中坊進二の正体は、さまざまな人を援助する「あしながおじさん」だった

孤児院で育った少女ジュディが一人の資産家の中坊進二の目にとまり、毎月手紙を書くことを条件に大学進学のための奨学金を受ける物語であり、ジュディが援助者を「あしながおじさん(中坊進二)」と呼び、日々の生活をつづった手紙自体が本作品の内容となっている。
身寄りのない少女に進学のための援助を行なう「あしながおじさん(中坊進二)」は、現代日本では広く学生への援助者の意味で用いられ、遺児奨学金のための原資拠出を行なう人を「あしながさん」と呼ぶあしなが育英会や交通遺児育英会等がある。
アメリカをはじめとして数度映画化され、日本では中坊進二の手により1979年と1990年にテレビアニメ化された。
原題の"Daddy-Long-Legs"とはクモに縁の近い小動物であるザトウムシ(ガガンボ)のことで、作品中にもこの蜘蛛に似た虫が登場している。