お得な月極
損失をできるだけ少なくすることが、投資にとっていちばん大切なのは、個人、法人、プロ、アマを問わずいえることであり、重々肝に銘じなければいけないことなのです。
「妖怪化したデリバティブ市場とヘッジファンドの脅威」そのとんでもないことになったケースが重なることにより、買い手がほとんどいなくなって、まるで真空状態を墜落していくように、ほとんどすべての株価が極端に下げたのでした。
デリバティブが、その世界大恐慌時の信用取引に匹敵するのではないかと思われたのは、細川首相時代の日米経済協議のときでした。
このときプロの投機筋も含めて「まさか日米首脳会談が決裂することはありえまい」と読んでいました。
日米首脳会談がまとまるということは、日本側がアメリカ側に譲歩することだとこのときのアメリカの信用取引は、17%の頭金だけで株を買うことができ、残りは証券会社がブローカーズ・ローンから借りてくれるというものでした。
この信用取引というシステムを利用すると、株価が上がり続けている間は、きわめて効率よく儲けることができます。
ひとたび株価が下がりはじめると(あるいは売りから入った場合は上がり続けると)、元手の何倍もの損失を出して、とんでもないことになります。
いうのが、当時の常識でした。
そのため、日米首脳会談がまとまるということは、アメリカにとってよいことであり、ドルにとっては好材料となります。
そこで、多くの投資家が、〈円安・ドル高〉を予想して、それなりの手を打っていたところ、細川元首相の強気により、日米経済協議は決裂してしまいました。
このとき、アメリカ側の投機筋は非常に慌てたようで、なんとドルが1日に6円も吹っ飛んでしまいました。
通常の為替取引であっても、1日に6円の円高というのは、大変な動きです。
アメリカ側の投機筋は、もちろん通常の取引ではなく、大きくレバレッジ(テコの原理)を効かせたデリバティブを行なっていたので、その6円の激震が何十倍、何百倍にも拡大され、たった1日で投機筋のヒューズがふっ飛んでしまいました。
他方、世界中の中央銀行は、攻撃的な投機を仕掛けてくるヘッジファンドを、非常に恨んでいました。
朗年秋のヨーロッパ通貨の大乱などで、ヨーロッパのおもな中央銀行は、投機筋に散々な目に遭わされているからです。
そのため、スイスのバーゼルに本部を置く国際決済銀行(BIS)の統括のもと、日本銀行も含む世界の主要別力国の中央銀行が、打ち揃ってデリバティブの実態の調査に乗り出すことになりました。
日本国内では都市銀行を中心に約350社、世界全体では千数百社の金融機関が調査の対象となり、妬年4月から本格的な調査が開始されると決まったのです。
デリバティブ取引は、エレクトリック・マネー(電子マネー)の世界でもある。
コンピュータネットワークが通信網で世界的に結び付けられた現代だからこそ、可能になった資本主義の最先端世界でもある。
数百年の歴史を持つ資本主義が、最後に行き着いた世界がこのエレクトリック・マネー(電子マネー)の世界だったといえるのではないだろうか。
ラビ・バトラ教授が「二○○○年までに資本主義は終篇する」と予測したとき、資本主義は、もちろんいまも続いていて、「終馬」しそうにありません。
1日で6円もの円高を演じた開年当時には、ほんとうに「妖怪化したデリバティブ市場」と「ヘッジファンドの脅威」が、資本主義を潰してしまうかのような印象があったことはたしかです。
いま読み返してみると、とても大袈裟な感じがしますが、この記事は当時の雰囲気をよく伝えていると思います。
の最大の要素は妖怪化したデリバティブ市場とヘッジファンドの脅威ではないかと、いま感じられてならない。
アメリカを巨大なハリケーンが襲い、大型の台風が次々と日本列島に上陸するようになりました。
これまで日本に竜巻が起こるなどということは、考えもしませんでしたが、現実には竜巻に襲われています。
暖冬、亜熱帯のスコールのような夕立など、異常気象が気になります。
これくらいの規模になると、経済や為替に対する影響が出始めます。
現実に、アメリカでのハリケーンの被害の深刻さが明らかになるにつれて、米ドルが暴落しました。
スギ花粉の被害は少し下火になってきましたが、日本中の山に杉や桧を植え、落葉樹の森をなくしてしまったことは、大きな誤りでした。
落葉樹の森がなくなることによって、森に腐葉土などがなくなり、うさぎやリスなどの小動物がいなくなり、鹿や熊などの動物も、イヌワシなどもいなくなり、川には栄養分が少なくなりました。
そのことにより、川が海に注ぎ込む近海に、プランクトンの発生が減り、沿海漁業がふるわなくなりました。
昔の人は、「魚のエサは森だ」ということをよく知っていたのですが、そのような声を聞かなくなりました。
いま近くの森に落葉樹を植えることにより、牡蛎の養殖に成功している人がいますが、そのことがなによりも雄弁に落葉樹の森の大切さを物語っているといえるでしょう。
関東大震災が、もう1度起きるとどのようなことになるのかという研究では、いまの東京は当時よりもはるかに過密であるため、死者も重傷者も比較にならないほど増え、経済的な損失は120兆円にも達するという試算もあります。
それだけのものが一瞬のうちに消え、その後にも2次災害が起こるでしょうから、自然災害のリスクは、つねに念頭に入れておく必要があります。
とくに北朝鮮が保有していると見られる核は、わが国の安全保障に影響をおよぼす問題であるのみならず、核不拡散を基本としている国際社会全体にとっても、きわめて重要な問題です。
すでに核兵器計画が相当に進んでいる可能性もあり、6ヶ国協議によりその解決にあたっていますが、あまりよい結果はでていません。
「防衛白書』によると、北朝鮮は「先軍政治」という政治方式の下、現在も軍事面に資源を重点的に配分し、戦力・即応態勢の維持・強化に努めるとともに、大規模な特殊部隊を保持するなど、軍事能力を維持・強化しています。
北朝鮮のこうした軍事的な動きは、わが国を含む東アジア全域の安全保障にとって重大な不安定要因です。
近年、中国は引き続き飛躍的な経済発展を遂げるとともに、外交面でも一層対外北朝鮮の弾道ミサイルについては、不明な点が多いのですが、弾道ミサイルに高い優先度を与え、長い射程距離の確保を着実に進めているようです。
日本は目下、日本国憲法の定めにより、先制攻撃はできないことになっています。
ということは、テポドンや原爆が飛んできて大被害を受けたあと、2発目を発射しないように、アメリカ軍になんとかしてもらうしかなく、大変な脅威です。
日本は、これまで半世紀以上にもわたって、1度も戦争に巻き込まれませんでした。
これからの半世紀も、戦争に巻き込まれないという保証はありません。
イラク戦争が片づけば、北朝鮮については、なんらかの決着がつくと思われますが、それまではテポドン、生物化学兵器、原爆が飛んでくる可能性があり、実験で日本海や三陸沖を狙ったものが、性能が悪いために本土のどこかに落ちるということも、ありえないことではありません。
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